« かりんのジャムとパウンドケーキ | トップページ | 浜松系餃子とトマトソースパスタ »

2007年2月 7日

鉄のフライパン

 実はこのたび、大きい方のフライパンを、鉄製のものに買い換えました。
全体にエンボス加工がしてあってこびりつきにくくなっている点が最新式ですが、
コーティングなどはしていない無垢の鉄製です。サイズは28cmにしました。

 物心ついた頃、実家には真っ黒な鉄のフライパンがありました。
ままりんが独身時代から使っていたもので、しっかり使い込まれて十分油がなじみ、
クレープも錦糸玉子もそれは上手に焼ける、魔法のフライパンでした。
玉子焼き専用にしてたので、使い終わっても紙で拭くくらいで、
いちいち洗ったりしませんでしたが、焦げ付くこともなく、いつも綺麗でした。

 そのフライパンを使っていた経験からも、ちょっとしたお約束さえ守れば、
樹脂加工のフライパンより、よく油の馴染んだ鉄製のフライパンのほうが、
案外焦げないし、思ったより油も使わないし、コーティングがはげることもないし、
その上調理が短時間で、しかも美味しくできるものだと思っていました。

 ただ、うちの場合、私だけではなくダーリンもキッチンに立つため、
扱いが面倒だと結局使わなくなるだろうと、樹脂加工に甘んじていたのです。

 でも最近は、ダーリンもかなり料理力がついてきたので、多少面倒なお約束もこなせそうです。
うちではしょっちゅう餃子を買ってきて焼くのですが、手持ちのフライパンで、
餃子を上手に美味しく焼くには、そこそこの量の油が必要になってきてしまい、
こんな状況だったらいっそ鉄鍋を使って育てたほうがいいんじゃないか...
なんてことを考えて、鉄製のフライパンを買うことに決めたのでした。

 鉄鍋を買ったら、使い始める前にいくつかの儀式が必要です。
まず、さび止めで塗られている塗料をガスの火で加熱して焼ききること、
それから、たっぷりの油を入れて加熱したり、くず野菜を炒めたりして、
油を馴染ませるシーズニングをすること。
そして、毎日使うたびにきっちり水気を乾かして、錆びないように注意すること。
なんといってもコーティングをしていない鉄製ですから、水分には弱いのです。

 いくつかのお約束さえ守れば、後はいたって簡単です。
どんどん使って、立派なフライパンに育てていこうと思います。

※シーズニングの方法と、鉄のフライパンの扱い方を、2回にわたってレシピ別館で紹介します。1回目はこちら。 2回目はこちら。

※関連全ブログの最新情報はこちら→《シンプルに暮らそうTOP》

|

« かりんのジャムとパウンドケーキ | トップページ | 浜松系餃子とトマトソースパスタ »

コメント

あら、私もちょうど鉄のフライパンを育ててます。
去年の夏頃に買い換えました。その前に使っていた樹脂加工のが剥げてきて、「やっぱり鉄だわ鉄」って。中華料理が好きなのですが、やっぱり鉄の方が使い易い。
でも変えてすぐ、熱伝導のこと忘れてて、前のフライパンのままの感で使って焦がしましたし、私の方が帰りが遅い時は、samuraiさんが洗い物をしてくれるのですが、フライパンが茶色になってました(笑)。すぐ取れますけど、錆び付くのあっという間ですよね。まだちょっと使い込みが足りなくて、油が馴染むのを楽しみにしています。

投稿: | 2007年2月 9日 午前 12時37分

まあ、奇遇ですね。
久しぶりに鉄のフライパンを使ってみると、
樹脂加工のあんな薄い皮膜ごときで、これだけ熱伝導が違うのかって、びっくりします。
うちも、思った以上に熱くなるしあっという間に調理が終わるので、
失敗しながらその感覚をつかんでいるところです。
うちのは、エンボス加工をしてあるせいか、油なじみがとてもいいですよ。
確かに錆びるのは本当にあっという間なので、用心しています。
ちなみに、昨日は目玉焼きを、今日は厚揚げを焼いて食べました。
イヤーモー、ホントに、買ってよかったですー。

投稿: cue | 2007年2月 9日 午前 01時36分

鉄フライパン育成中なのですね(^^)
うちは最初から鉄フライパンオンリーできました。
実家で使っていたのが鉄製と、樹脂コーティングだったのですが、
樹脂コーティングは昔のものだったせいかそれこそすぐ剥げて…
焦げたら焦げたで思いっきりゴシゴシ洗えるし、
油が馴染んでいるときは玉子焼きなどほんと洗わず拭くだけでOkだし、
鉄フライパンファンなのです~
エンボス加工がしてあるのは見たことがありませんでしたが
(お店でフライパンコーナーへ寄らないので)
確かに油馴染みがよさそうですね。失敗したときに
べったりくっついてしまうのも軽減されそう(^^)

投稿: ポージィ | 2007年2月 9日 午前 10時07分

わあっ!私もエンボスフライパン育て中です。
有元葉子さんの本で知ったのがきっかけで買おうか買うまいかだいぶ悩んで、我が家のデロンギオーブンに入る22cmサイズを買いました。
焼きそばとかの麺いため系がややくっつくけど他は大体上手く出来ます。
cueさんのブログで勉強しながら育てて行こうっと。

投稿: らーらこ | 2007年2月10日 午後 06時32分

>>ポージィさん
エンボスの目の間に素材から出た水や油が入り込むので、焦げ付きにくいのだそうです。
これは、業務用厨房用品のお店で買いました。大好きなんですよ、そういう場所。
フライパンのコーナーに、このエンボスのの他に普通の鉄のとか、アルミのとかが、
もっと小さいのからもっと大きいのまで10サイズくらい、
かくし芸でマチャアキか誰かが演奏していたみたいに、
ずらぁーーーーっと並んでかかってました。

>>らーらこさん
まぁ、奇遇ですね!! 有本葉子さんもお勧めしてましたか。
本当は普通の、つるんとした鉄のが欲しかったんですけど、
その店で売っていたつるんとしたものは、透明の樹脂が塗ってあって、
使っているうちに自然にはがれるからそのまま使うようにと説明がありました。
食品衛生法で認められているから体には影響ないとのことでしたけど、
それじゃ鉄鍋にする意味がないのでやめにしたんです。

もう少し使って慣れたら、まだ買って間もない22cmのフライパンも、
思い切って処分しようかと思っています。
卵料理も、お弁当のおかずみたいな少量の調理も殆どしなくなっちゃいましたので、
フライパンはひとつで用が足りそうです。

投稿: cue | 2007年2月12日 午後 09時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37357/13806921

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄のフライパン:

« かりんのジャムとパウンドケーキ | トップページ | 浜松系餃子とトマトソースパスタ »