中国茶を楽しむ
縁あって上海に行く機会に恵まれ、また中国茶器を買ってきました。
蓋碗と呼ばれる、薄い磁器で出来たもので、茶托と茶碗と蓋がセットになっており、
この中に茶葉を入れて湯を注ぎ、直接飲んだり、急須のように使ったりもします。
桃とざくろの柄を選んだのですが、手書きされた絵がとても綺麗。
数年前に台湾で買った朱泥の急須セットに続く、中国茶器コレクションです。
早速家で、台湾青茶の文山包種を淹れて楽しみました。
このお茶、私たちの一番のお気に入り。本当に蘭の花のような香りなんですよ。
まず蓋碗をあたため、そこに茶葉を入れて沸騰した湯を注ぎ、蓋をします。
沸騰したやかんの湯は、熱いうちにステンレスのポットに入れ、おかわり用に準備。
このポットがなかなか便利モノ。保温性はかなり高くデザインもシンプルなので、
戸外だけでなく、紅茶を楽しむ時のホットウォータージャグ代わりにも使っています。
頃合いを見計らい、まだ熱いので茶托ごと持って、蓋で茶葉を押さえつつひと口。
常備しているナッツとドライフルーツをつまみ、ポットのお湯を足して2~3杯。
1杯目は香り、2杯目は味、3杯目は茶葉を見て楽しむのだそうです。
急須も要らず手軽に飲めるなかなか優れもの、かなり活躍しています。
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